保育所の現状
認可保育所の子ども・子育て支援制度後の選択肢としては3つ
- 認可保育所
- 保育所型認定こども園
- 幼保連携型認定こども園
保育所の現状については、言うまでもなく幼稚園とは異なり、特に都市部では定員充足していて、多くの保育所で待機児童が出ている状況です。また、幼稚園のように直接契約ではないため、一般的には幼稚園ほど園児募集に対する意識が高いわけではないと言われています。(認可保育所になると各自治体が窓口となって園児を集めます)しかし、新制度施行後、保育所から認定こども園に移行した件数は幼稚園から認定こども園に移行した件数よりも多く、約1800施設を超えます。
人口減少の地域格差が最大の理由
その理由は、人口移動の偏りである地域格差が考えられます。人口減少を起こしている地方自治体では、保育所であっても、定員割れを起こしている施設が多く存在しています。堅実な経営者の方なら、そういった危機に対し「私たちも認定こども園にならなくては生き残れない」という意識が芽生え始め、それが増えることで保育所の認定こども園への移行が増えてきているのです。
今後の未来予測としては、幼稚園と保育所という垣根のない、地方での人口減少を前提条件とした完全幼保一体化状態の「シームレス化」が全国各地で起こりうるでしょう。今後開業または現時点で運営をしておられる経営者様は、都市部では、「幼稚園」「保育所」というコンテンツ勝負、地方では万能な幼保一体施設化を目指して行ってみてはいかがでしょうか?
ウォールズ行政書士事務所は、保育所、幼稚園、認定こども園を運営なされている経営者さまのよき士業パートナーとしてお手伝いさせていただいております。保育関連でお困りのお客様へは日本全国どこへでも参ります!